こんにちは、だみーです。
今回はいいデザインとは何か、思案してみようと思う。
さて、ざっくりとしたタイトルすぎるので、ジャンルをまずは絞ろう。やはり私が語れるものは、ポスターや広告、チラシ、本や漫画などのようなデザインだろう。
ということで、 ””いい”” とは何だろう。
それを見る人によって、 ””いい”” 判断基準が変わってしまうと考える。例えば、好きな人が見ればわかるが、興味のない人にはとことんわからない広告デザインであったら、それは広告としての意味をなさないのではないだろうか。
また、そのデザインがどのような目的を持っているかによっても、 ””いい”” の判断基準も変わりうるだろう。大勢の人を呼び込むための大衆向けのデザインなのか、それとも、一部のニッチな層に向けたデザインなのか…
検討するべき要素は、見る人と目的の2点だろう。
私が思う ””いい”” デザインとは、 ””わかりやすさ”” が最大限に引き出されていることだと考える。
そのデザインで一番に伝えたいことが何かが一目でわかる、そんな文字やイラスト 写真の配置 配色になっているものだと思う。
だが、その一方で私は細やかでごちゃごちゃしたデザインが大好きでもある。分かりやすさと、情報量を多くすることは並立できるのだ。
細かいデザイン、イラストの例としてミュシャのポスターが私は好きだ。彼の描く絵の特徴として、主題として中央に置かれている題材は大きく描かれ、人間の場合は肌への書き込みは少なく最低限の線で構成されている。しかし、背景の紋様や髪の毛、装飾のアクセサリーは花々はとてつもない量の線で書き込まれている。
つまりは、 ””いい”” デザインには緩急が必要なのだと考える。
一番に目に入ってほしい場所には情報を詰め込み過ぎず簡潔にして、周囲は必要に応じて情報量を調整するべきなのだと思う。
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