アナログとデジタル

 こんにちは、今朝 駅から出た途端大雨に降られて、びしょびしょの濡れ鼠になっただけでなく、そのせいで時間にも間に合わず遅刻した だみーです。

 時間ギリギリまで漫画を読み耽っていたせいで、朝食を取ることも叶わず天気予報を全く見ることもできず、この不安定な季節では折り畳み傘が必須アイテムなはずなのにそれすら持たずに飛び出してきた、理由は単純明快でわかりやすいですね。天気予報を見ずに家を飛び出して、コンビニに駆け込み折り畳み傘を買うことを繰り返した私の家には、そのような傘が確実に3つはあります。今日は急に降り出したばかりだったためか、コンビニに傘を置かれていなかったので、買うことはなかったのですが…何回同じようなことを繰り返すのでしょうね、本当に情けない話です。(; ;)

 室内は冷房が効いているため、濡れ鼠になった私には少し(?)寒いのですが、風邪をひかないように祈ることにしましょう。バカは風邪をひかないと言いますから、それにかけるしかないですかね…



〜〜〜

 と、私の身の上に起きたしょうもない話はここらへんにして、タイトル詐欺にならないように本題に移りましょうか!


 ネットが発達し、すべての人間が簡単にデジタルの媒体に触れられる現代においてデジタルとアナログのデザインにおける特徴や違いを思案していこうと思う。

 デジタルとアナログの違いを比較しやすい媒体として今回は漫画をはじめ出版物などの読み物を取り上げていこう。私はここ10年でデジタル書籍は進歩を遂げてきたと思う。では、それぞれのメリット、デメリットを読み手目線と作り手目線の2つの視点から箇条書きまとめてみようか。


☆デジタル書籍のメリット

読み手目線

  • 嵩張らない。
  • どこでも読める。
  • 無料で読むことが出来る作品があったり、プロアマ問わず様々な作品を読める。

作り手目線

  • デジタルならではの表現ができる。(GIF画像で動きを表現したり音声が流れるようにしたり…)
  • 別の媒体へのリンクを貼ることができる。
  • アナログより世に出して多くの人に届けるまでのハードルが低い。
  • カラーにすることへのハードルが限りなく小さい。


★デジタル書籍のデメリット

読み手目線

  • 質が必ずしも高いわけではない。 (これはだみーの体感だがデジタルの方が質が悪い確率が高い気がする。)
  • 読みたいページにすぐ飛ぶことが難しい。

作り手目線

  • 違法に転載されたりしやすくなる。
  • 情報社会である現代では、見られても内容まで読んでもらうことはアナログ以上に難しい。


☆アナログ書籍のメリット

読み手目線

  • 触り心地、紙の匂い、背表紙の内側のデザインなどを好む人も多いだろう。
  • ページをすぐにめくることができ、ページの比較もしやすい。

作り手目線

  • アナログにしかできないデザインができる。(光沢加工を変えたり、ページを開くと紙が立体になったり、袋とじなどの印刷方法など…)
  • 紙ができて2000年、印刷が始まって1000年以上培われてきた技術がある。


★アナログ書籍のデメリット

読み手目線

  • 劣化する、汚れるなど破損する可能性がある。
  • 嵩張る、量を持つことが難しい。

作り手目線

  • 一回世に出したら修正することが難しい。
  • 印刷はお金がかかる。紙やインクは案外高い。
  • 素人には取っ掛かりにくい。



 羅列をしてみたがいかがだっただろうか。デザインの観点から見たら、それぞれに特徴があって良いも悪いもある。

 以前どこかで、アナログ書籍はいずれ全て電子書籍に置き換わって、印刷業は大きなダメージを受けると聞いたことがあるような気がする。また、近未来の世界観の物語ではよく紙の書籍を見て驚くような登場人物が登場したりするものだ。

 だが、私はそのような未来が来るとはどうしても思えない。人類が築いてきた印刷の技術を失う大損失である。また、私のようにコレクション欲求がある人間は必ず多かれ少なかれ、どんな時代にも存在するだろう。そもそも日々書籍に触れる人間は多い、一般的に蒐集家がいるようなジャンルのものに比べたら、紙の書籍に多少なりともこだわりを持っている人の総数は多いだろう。


 少しデザインの話から論点がずれてしまったが、今回はアナログとデジタルについて色々と考えをまとめてみた。え…今回はふぇいの出番はないのかって…?お〜い

私の代わりに風邪ひいてくれてるみたいなのでね、今回はこれくらいにしておきましょうか。

だみ’s blog

週2回更新。 デザインを学びながら自身で考えたことをまとめます。

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